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資産形成 世界経済の展望・人口動態編

2024年5月31日

世界経済の展望・人口動態編

今後、NISAを活用して投資をしていくにあたって、世界経済の動向を把握することはとても大切です。
成長していくのでしょうか?それとも、ゆるやかに衰退していくのでしょうか?
目下、世界には様々な不安要素があるのは確かです。
ただしここでも「長期で世界経済を見ていく」という考え方はとっても大切です!

今回は長期で世界経済を見る際のポイントである「人口動態」のお話です。

人口動態って?

人口動態って?

人口の「数」ではなく、「年齢」「世代別の構成」など人口の構造や大きさの変動のことをいいます。

まずはじめに。
皆さん、2024年現在の世界人口の数は知っていますか?

約81億1,884万人です!
Population Division | (un.org)より

さらに世界の人口ランキングは……

  • 1位:インド(約14億4,171万人)
  • 2位:中国(約14億2,517万人)
  • 3位:アメリカ(約3億4,181万人)
  • 4位:インドネシア(約2億7,979万人)
  • 5位:パキスタン(約2億4,520万人)

となっています。
世界で一番人口が多い国、今はインドなんですよ!ちなみに日本は12位です!

では次に、世界の人口ピラミッドを見てみましょう!

1950年から2100年までの世界の人口ピラミッド – PopulationPyramid.netより

現役世代と子供が多い、理想的な人口ピラミッドの形をしているのがわかると思います。
経済的な観点からしても、人口ピラミッドが理想的な三角形をしていることはとても大切です。
なぜなら、現役世代(働き手)が多い=お金を生む人数が多い、子供が多い=次の働き手世代が多い、ということに繋がりますので。

さあ、この世界の人口ピラミッド、長期で見ていくとどうなるでしょうか?

2030年になると、世界の人口は約88億人!
人口ピラミッドを見ても、まだまだ若い世代が多いですね。

2050年になると、世界の人口は約97億人に!
ピラミッドの形も、多少高齢化は進みますがまだまだ若い世代が多いです。
特に、不動産を買う世代と言われている30代が突出して多いところに注目です!

このように、世界の人口は2100年頃まで堅調に増え続けていくだろうと予測されています。
そしてさらに注目なのが、その平均年齢です。

国名 2020年 2050年
世界 29.7歳 35.9歳
日本 48.6歳 54.7歳
アメリカ 37.5歳 43.1歳
インド 27.3歳 38.1歳
中国 21.9歳 50.7歳
インドネシア 29.3歳 36.5歳
フィリピン 24.3歳 31.8歳
ベトナム 31.6歳 40.7歳
ナイジェリア 16.9歳 22.4歳
パキスタン 20歳 27.3歳
バングラデシュ 25.9歳 38.3歳

出典:総務省統計局「世界の統計2023」より

2050年、人口約97億人の平均年齢が35.9歳!
実は、世界は若いのです!

このように、人口という視点から世界を見た際、働き手が多い状態が長期間続くことが予想されますので、世界経済に対して成長性は期待できるといっていいでしょう。
ただし、短期的な期間で見れば経済的にマイナス要因となる出来事も当然起こってくると思います。あくまでも「長期の視点」であることが大切ですよ!

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