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資産形成 今さら聞けないNISAの仕組み

2024年1月26日

今さら聞けないNISAの仕組み

NISAのことがいまいちよくわからない…という方、多いと思います。
しかし、投資をする上でNISAは絶対に知っておいた方がいい制度です!

今回はNISA制度の仕組み、用語解説など、なるべくわかりやすく解説していきます。
これを読んで、NISAに関する知識を深めていきましょう!

今さら聞けないNISAの仕組み
[1]NISAとは
[2]NISAの種類
[3]非課税期間とは
[4]まとめ

[1]NISAとは

NISAとは

NISAとは個人投資家向けの少額投資非課税制度のことです。

NISAを使わない通常の投資だと、得た利益に対しておよそ20%の税金がかかってしまいます。

例えば…
投資を行い、100万→300万に増えたとして、この場合の利益は200万。
本来であれば、この利益200万に対して20.315%の税金がかかるので、
200万×20.315%=406,300円が税金
200万-406,300円(税金)=1,593,700円が手取り
という計算になります。

しかし、NISA口座を開設することで、投資で得た利益は非課税になります。
※ただし年間投資額を守ること!年間投資額=投資元本、つまり自分が投資へかけるお金のことです。

以下は、2023年末までのNISAを使用した場合の説明になります。旧NISAをご使用の方はぜひご参照ください。

[2]NISAの種類(2023年末まで)

NISAの種類

★一般NISAとつみたてNISAは選択制で、どちらか一つしか選べません。ただし年単位で変更可能です。

[3]非課税期間とは?

非課税期間とは?

例えば、2023年中に一般NISAで100万投資したとします。
一般NISAの非課税期間は5年。つまり、2023年中に投資した分は2027年まで非課税で保有できます。
そして、2027年になったら100万が300万になっていると仮定します。

ここで注意!


投資にかかる税金は、持っている間はかかりません!
あくまでも売却して、お金にする時です!

2027年まで非課税ということは、つまり2027年中にこの300万を売却してお金にしても非課税だよ!ということなんです。

じゃあ、2028年になったらどうなるのか?
NISA口座から課税口座(特定や一般口座)に移行され、売却時に課税されるようになります。
売却時の課税、2パターンで見ていきましょう。

課税計算の起点は、NISA終了時になります。この場合の投資利益は?

売却時150万-NISA終了時100万=50万の利益です。
50万の利益に対し、20.315%の課税
50万×20.315%=101,575円が税金

こういった計算になります。
※特定口座の場合は自動的に税金が引かれます。

上と同じように計算すると、

売却時150万-NISA終了時50万=100万の利益
100万×20.315%=203,150円が税金

このようにNISA終了時に値下がりしていると、ここが取得価格になりますので注意が必要です。

[4]まとめ

基本的なNISA制度を書いてみました。ただしこの制度は、2023年末までです!

2024年からはまた違った制度になっていますので、ご注意ください。

ただ、旧NISA(~2023年末)も新NISA(2024年~)も、投資には必須理解の制度かと思いますので、皆さんぜひ理解を深めていきましょう!

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